炊飯器と麺棒があれば自宅で簡単に餅つきができる

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正月の雑煮用に餅を買わねばと思いながら、いつもの業務スーパーで物色をしていると、「もち米」が安く売られているのを発見。杵も臼もないし、餅つき機もないけれど、なんとか炊飯器と麺棒だけで餅をつくってみました。

まずはもち米を炊くところから。

2合のもち米を計量して炊飯器にセット。
水は2合分よりも少しすくなめにしておきます。

水に浸した状態で2時間ほど置いたら、さっそくスイッチを入れて炊きます。

できあがりがこちら。
見た目は普通のコメと変わりありませんね。まあ、そりゃそうか。

それでは、さっそく「餅つき」です。
杵も臼もないし、電動の餅つき器もありゃしません。
そんなわけで、なんとか「麺棒」を使って餅つきしてみます。コメの温度が下がらないように、炊飯器にセットしながら棒の先で押していきます。

ちょっとやりにくいけど、まんべんなく混ぜながら押し込んでいきます。

10分くらい経過したのがこちら。まだコメの形が残っているものの、かなり「粘り」も出てきて、いい感じですね。

このまま、好みの硬さになるまで餅つきを続けます。

自分たちの場合は少しコメの形が残っているくらいが好みなので、15分程度で餅つきを終了しました。

手で丸めてみると、こんな感じです。
さっそく「つまみ食い」をしてみると、今までに食べたことがないヤワラカさ。そしてほんのりとやさしい甘み。

もちとり粉(コーンスターチ)をお皿にまぶして、丸めた餅を並べていきます。餅の表面にも全体的にまぶしておくと、餅どうしがくっつかないですね。

せっかくなので、ちょっと変わり種もつくりました。

3分の1ほど残した餅に、ゆずジャムを大さじ1杯ていど入れて、さらに麺棒で混ぜ込んでいきます。

丸めると、こんな感じに。
餅の表面がちょっと艶やかになりましたね。

こちらも1個つまみぐい。ゆずの香りがいい感じで香っていて、(目をつぶって食べたら)なんだか高級な和菓子のようです。

できたてを、さっそくいただいてみました。
お椀に丸餅を1個入れて、納豆と大根おろし、そして醤油を少々。なんだか、高級料亭のようですね。さすがに言い過ぎか。

できたての餅を、もっと味わってみましょう。

こちらは業務スーパーで売ってる粒あん。こちらを水で2倍に薄めて、鍋で沸騰するまで温めます。あっさりが好きな人はもっと薄めてもいいかも。

丸餅を入れてお椀で食べたら、なんと贅沢なおしるこなんでしょう。

もち米1キロで350円ほど。2合炊きなら3回はできますね。ということは、今回つくった分(丸餅20個くらい)の費用は120円ほどじゃないですか!

いやあ、やっぱ自作は安いですねえ。。。

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