ミスドミュージアム「ミスドキッチン」でドーナツの手作り体験をやってみた

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大阪府吹田市にあるダスキンミュージアムのなかに「ミスドミュージアム」というミスタードーナツの歴史を学べる展示施設があります。

ミスタードーナツを運営しているのが掃除のプロフェッショナルである「ダスキン」だというのも、ちょっと意外ですよね。

そして、ミスドミュージアムのなかには、なんとドーナツの手作り体験ができる「ミスドキッチン」というものがあります。

3カ月先まで予約がいっぱいなので、なかなかハードルが高いのですが、なんとかキャンセルで空きが出たので行ってみました。

地下鉄御堂筋線「江坂駅」から内環状線沿いに歩いて10分くらい。高架の手前にある側道を左に入っていきます。

目印はティラノサウルス。

これが右側に見えてきたら、左側に入っていきます。

すると見えてくる、ドーンと建っている立派な建物はダスキンのスクール。これを横に見ながらさらに奥へと進むと左側にある建物です。

建物の中に入っていくと、さりげなくドーナツを使った時計があったりします。

ミスタードーナツ魂。

ミスドミュージアムでは、これまでのミスタードーナツの歴史や店舗のデザインの変遷などが紹介されています。グッズなんかも多数置いてあるので、懐かしさ満載です。

ミスタードーナツの1号店から最新のお店まで、これまでに開店したすべての店舗なんと1900以上が写真で展示されています。よく行く近くのお店を探してみるのも楽しいかも知れません。

そしてミュージアムの片隅に、ガラス張りになった「ミスドキッチン」があります。

ミスドキッチンでは、二人一組でドーナツをオリジナルのドーナツをつくっていきます。キッチンの壁にはさまざまなキャラクターが描かれていますね。

手作り体験では、あらかじめ作られたドーナツ生地をこのような調理器具を使ってドーナツ型にしていきます。

こんな感じ。

余ったドーナツ生地は、回収される前に遊んじゃえ!

生地を発酵させている間に、すでに焼き上がったオールドファッションを自由にデコレートします。

ドーナツを溶かしたチョコレートを浸けてから、3種類のトッピングをまぶしていきます。

こんなのとか、

こんな感じで。いろいろと自由な発想でつくってみましょう。

そうこうしているうちに、発酵が終わったドーナツを油で揚げる工程に入ります。

片面が揚がったら、裏返して反対側も揚げます。

なかなかきれいに揚がりましたね。アツアツの状態です。

アツアツのうちに、砂糖を溶かした「グレーズ」を塗っていきます。

自分の好きなようにトッピングすることもできますが、今回はいろいろと味わいたかったので、何もつけないドーナツ、グレーズを塗っただけのもの、そしてトッピングしたものを作りました。

さっそく、アツアツのうちに食べてみます。何もつけないプレーンを食べてみました。ドーナツそのものの味がわかる貴重な経験でした。本当に揚げたてのドーナツはお店では食べることができませんね。

食べきれなかったドーナツはオリジナルのドーナツボックスに入れて持ち帰ることができます。(下手な絵ですみません)キャップもお持ち帰り。思い出になりますね。

お土産に「ドーナツシェフ認定カード」と「ドーナツ1個プレゼント券」。ドーナツ5個とこれらがもらえて500円、なんという「お得感」。予約が取りにくい理由がわかりますね。

せっかくですので、併設されている「おそうじ館」にも寄ってみましょう。入場無料です。

「そうじ」に関係する貴重な資料がいろいろと展示されています。

天台宗の「掃除地獄」。ひたすら掃除に励むという、延暦寺で行われている修行です。

1970年代、いわゆる「高度成長期」に一般家庭に普及し出した電気式の掃除機が展示されています。

なかなかの年代物ですね。とても「時代」を感じるデザインです。実はこの掃除機、本体とノズルを別々のメーカーがつくっています。

本体は「サンヨー」。つまり三洋電機です。

ノズルは「ナショナル」。つまり松下電器です。

そして、これら2つのメーカーは、後にパナソニックという同じ会社になりました。なんと、40年も前にこうして共同で製品を作っていたんですね。

もともとこういった歴史のある2つの会社だったわけです。

「おそうじスタジオ」では、掃除に関するお話が聞ける。

「ホコリ」が緑色に光って見えている。

掃除ロボットやモップによる実演もありますよ。

ドーナツづくりが終わったら、「おそうじ館」にも寄ってみて下さいね。

ダスキンミュージアムの開館時間は10時から16時まで。休館日は月曜日と年末年始です。

ただし、ドーナツ体験は事前予約が必要です。人気が高いので予約が取りにくいですが、とても貴重な体験ができるので、ぜひ一度は行ってみてはいかがでしょうか。

ダスキンミュージアムはこちら

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