カップヌードルミュージアムで「手作りチキンラーメン」を体験してみた

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世界に誇る日本の発明「インスタントラーメン」の発祥地、大阪池田市にあるカップヌードルミュージアムに行ってきました。

閑静な住宅地、そして昔ながらのアーケード街などが残る池田の駅から南に歩いていくと、ひときわ大きなお金のかかってそうな建物が見えてきます。

小綺麗な入り口から中に入ると、左側には売店が、そして右側にミュージアムが横長につづいています。入場料はなんと無料です。

正式名を「安藤百福発明記念館」といい、カップヌードルやチキンラーメンで有名な日清食品の創業者、安藤百福が私財を投じて設立した財団法人が運営しています。

ミュージアムの中に入ると、日清食品がこれまでに発売したインスタントラーメンやヤキソバなどがずらりと並びます。

ミュージアムの奥にある「マイカップヌードルファクトリー」では、300円でオリジナルのカップヌードルを作ることができます。

自分でデザインしたカップにスープとトッピング具材をセレクトして自分好みのカップヌードルを作ります。その組合せはなんと5千通り以上にもなります。

ところが、これがものすごい人気で、奥の方からミュージアムの入り口付近まで長蛇の列が続き、待ち時間はおよそ100分。今回は残念ながら時間の都合で断念。

インスタントラーメンは、創業者の安藤百福が池田市にあった自宅の裏庭に建てた小屋で発明したといいます。ありふれた道具を使って研究を重ねて、世界で初めて作りました。

その小屋を再現したものがミュージアムにあります。小屋の外には自転車とともにニワトリ小屋もあります。

小屋の中に入ると、インスタントラーメンを発明した道具の数々が展示されています。

当時のメモらしきもの(コピー?)もあります。

世界初となるインスタントラーメン「チキンラーメン」や、カップヌードルの発明秘話などが展示されています。

当時のチキンラーメン。袋を閉じる機械。ちなみにこの機械のメーカー「協和電機」はシュリンク包装のパイオニアとして今もあります。ちなみにシュリンク包装とは、商品を丸ごと透明なフィルムによる包装のこと。

むかしの懐かしいカップヌードルの自動販売機。

最近では宇宙食としてのラーメン「スペース・ラム」」も開発しています。宇宙空間で野口さんも食べています。

ミュージアムの奥には「マイカップヌードルファクトリー」。すごい人。やっぱ、無理。

とりあえず写真だけでも。こういう感じでスープや具材を自分好みで選ぶんですね。外国の人もたくさんいましたね。観光客に人気のスポットになってるらしい。

マイカップヌードルファクトリーは無理だったけど、テイスティングルームで市販のカップラーメンは食べてきました。自動販売機で好きなラーメンを購入して、お湯を入れていただきます。

カップヌードルのクリーミートマトとスキヤキを食べます。

席数は限られていますが、少し並べば食べることができますので、小腹が空いていたらぜひどうぞ。

そしてミュージアムの2階には、なんとチキンラーメンづくりが体験できる「チキンラーメンファクトリー」があります。

ドーナツの手作り体験ができる「ミスドキッチン」と似ていますが、ここではなんと小麦粉をこねて生地をつくるところから体験できます。

麺に味付けしたり、ローラーで生地を伸ばしたり、専用の機械で麺をカットしたりと、なかなかレアな体験ができます。

完成した麺は、自分でつくったオリジナルの袋に入れてお持ち帰り。

市販の袋と比べてみると、微妙に違います。右側が今回つくったオリジナルのチキンラーメン。

名称が「手作りチキンラーメン」になっていたり、製造場所が「安藤百福発明記念館」になっていたり。

オリジナルの三角巾はお土産にして持ち帰ることができます。これは自慢できるぞ。

こちらは「マジカルテーブル」でインスタントラーメンに関するクイズに答えてプレゼントされたメモ帳。

さて、帰宅後に実際に手作りチキンラーメンを食べてみました。

器に入れてお湯かけ3分でつくったチキンラーメン。

そして、鍋で1分ぐつぐつ煮てつくったチキンラーメン。

どちらも、まあまあですが・・・うーん。やっぱり市販のほうが麺にコシがあっておいしいかも(笑)。とはいえ、自作のチキンラーメンはやっぱり格別なものがありますよね。

「チキンラーメンファクトリー」は事前の予約が必要です。なかなか人気ですので行きたい日にちがあれば、かなり余裕をもって予約する必要がありそうです。

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