2014/7/29ヤクルト戦：ウル虎の夏、２年ぶりの４番新井は力みすぎで三連敗！

　左腹斜筋肉離れで大和、左手親指負傷で梅野、そして発熱によりゴメスが離脱し、好調を維持していた布陣に乱れが生じた和田阪神は、新井貴浩を４番に据えて勝負に出る。先発は今年エース級の活躍を魅せる岩田稔。バッテリーを組むのはベテランの鶴岡。序盤の２回に四球と暴投が絡み失点するが、８回まで118球を投げきり４安打２失点と好投。ところがヤクルトの先発八木に対して打線は沈黙。実際のスピードよりも速く感じるという１４０キロ中盤のストレートに翻弄され、今季７度目となる零封負けを喫した。

２年ぶりの４番新井は肩に力入りすぎ？

発熱でゴメスがスタメン落ちをして、なんと2012年8月8日以来、2年ぶりに4番に座ることとなったアライさん。あああ、この目・・・いつものダメなときの目しちゃってるよ。やっぱり４番には不向きの性格なんだね。

それでは、アライさんの見事な三振ショーをすべてみせます。

第一打席。
2回裏、先頭バッターとなるアライさん、外角低めに決まるストレートを見逃し三振！
「ズバッ」

第二打席。
4回裏、ツーアウトランナーなし。内角ストレート、しっかり腕をたたんで打つがセカンドフライ。
「ポコーン」

第三打席。
6回裏、鳥谷のヒットでツーアウトランナー１塁の場面。７球粘るが、最後に内角低めのフォークを空振り三振！
「ぶるん」

9回裏、俊介のヒットでツーアウトランナー１塁。高めのつり球にバットが止まらず空振り三振！
「ぶっ」

４番に座ったアライさん、打席では精彩を欠いていましたが、守備ではなかなか魅せてましたよ。ゴメスの欠場でファーストかと思いきや、ファースト良太、サードアライさんという布陣を選択した和田監督。サードの守備は良太よりもアライさんのほうが上手いという評価のようです。

けっこう華麗なフィールディングのアライさんでした。

「チャンスに弱い、ハートが弱い」とか言われてますけど、実はアライさんの得点圏打率は驚異の.385！実際にはかなりチャンスに強い男だったりします。

「知ってた？オレが実はお祭り男だって」

は、あまりにも有名。
でも、４番は変な力が入っちゃうので不向きかも。

梅野欠場で2試合連続スタメンマスクをかぶる鶴岡

岩田とのバッテリー、しっかりとゲームをつくりました。ただ、２回の２失点につながる暴投は、ワンバウンドしたけど後ろにそらしてほしくなかったなあ。バッティングのほうは２の０。まあこの試合、みんながダメだったので。

最近、調子があがってきた福留も今日は・・・

ここ！というときにビックリの活躍をみせる「もってる男」福留孝介。
ようやく少しずつ調子を上げてきたか！？
今日は３の０。

関本

８回の裏、岩田投手交代のタイミングで打席に。
チャンスでもなかったけど、セカンドゴロで終了。
今季はこれまで.269でまずまず。得点圏打率は.368だからチャンスに強い活躍をみせてますね。

新しく老虎入りした建山義紀投手、ほろ苦デビュー

今年６月、日ハムからメジャーに挑戦した建山投手が阪神入りしました。日本での登板は実に４年ぶりとなる。独特のサイドスローから繰り出されるスライダーが決め球。

今年３９歳になる建山投手は、なんと福原をも凌ぐ最高齢の老虎。阪神のオジサンリリーフ陣に仲間入りだ！

あらためて、老虎リリーフ陣（年齢は２０１４年４月１日時点）
・３８歳　建山義紀
・３７歳　福原忍
・３６歳　安藤優也
・３５歳　加藤康介
※３５歳　吉見祐治は現在２軍

虎のレッドスター、赤星選手がつけていた５３番を背負う建山投手。
建山「お断りしたいと伝えたんですが・・・」
球団「そう言わずに」

入団後、初の登板は９回表、２点ビハインドの場面。
先頭バッターのバレンティンはサードゴロに打ち取るが、川端、畠山と連続ヒットを打たれると、続く雄平には３塁打を浴びる！
いきなりの２失点で、ほろ苦デビューとなってしまった。

今日はヤクルト先発の八木投手に乾杯、いや完敗でした。
試合も９時前に終了。

取材後記

7月29、30、31、そして8月1、2、3は「ウル虎の夏」。
なんと、来場者全員にオリジナルジャージをプレゼント！
去年は「ぺらぺら」と一部のファンから不評であったジャージも、今年はちょっと質感が違いまっせ！個人的には去年のペラいシャツも涼しくてよかったけどね。

選手はもちろんのこと

トラッキーくん、ラッキーちゃんも

キー太も（キャンプでも着てた？）

ガールズも（前でしばる着こなしがポイント）