両チーム合わせて17四死球の大荒れの試合。試合を決めたのは球審の「セーフ」判定でした。
今日は「TORACOデー」。
選手デジタルフォトブースでは、3種類のフォトフレームから選んで写真を撮ると、それぞれ2人の選手と一緒の写真が撮影できる。先着2000名には「トラひげフェイスシール」をプレゼント。
トラ耳ヘア体験ブースも好評。
試合開始1時間半までに入場すると、女性限定で「TORACOミニタオル」がプレゼントされました。
始球式にはNMB48の川上千尋さん、木下春菜さんが登場。
川上さんが投げて、木下さんがバッターの役ね。
どうした?手にマメでもできたか?
さて、今日の老虎(35歳オーバーの阪神選手)は、球児が先発で登板。マスクをかぶるのは、このところアピールしまくりの原口捕手。
今日もドメさんはお休み。外野は高山、板山、江越の若手トリオが守る。
今日の球児は初回から荒れまくり。球審のストライク判定が厳しめなのを差し引いても制球に難あり、さらに球もあまり走っていない様子。
坂口と山田に四球を与えるとバレンティンにホームランを打たれ、いきなり3点先制されてしまう。
さらに3回にも雄平に2ランを打たれ、5点差に。
なんと、今日の球児は3回で降板。被安打5で5失点。3回だけとはいえ、球数は79もありました。
しかし阪神打線もやられてばかりではない。
これまでリリーフピッチャーだったペレスがこの日は先発に。ヤクルトのチーム事情がけっこう切実か。
もともと制球に難があるペレスの球がよりいっそう荒れだし、なんと、陽川と高山が連続して死球で出塁。
すると・・・
まさかの悪送球で陽川は3塁に。
もちろん高山も2塁に進塁。
すると今季はチャンスにめっぽう強い大和がライトへ犠牲フライを打ち、1点を返す。
陽川ホームイン。
そして鳥ちゃんが四球を選んでランナー1、2塁とすると
ゴメスがタイムリーを打って2点目。
高山ホームイン。
つづく江越はショートゴロだが、
その間に鳥ちゃんがホームイン。
死球と四球で出塁した3人をすべて返すことができ、2点差まで追い上げることに成功。
そして次の回の4回裏。
原口と北條が出塁すると、4回から中継ぎに入った榎田が見事に送りバントを決め、1アウト2、3塁に。バントをしっかり決めるのって、けっこう大事だよね。
高山は三振に倒れたが、目に見えてペレスの制球が乱れまくっている。リードするキャッチャーは大変。
中村は何度もベンチを見る。「ピッチャー交代、求ム!」
しかし非情にもベンチ動かず。ヤクルトの投手事情だね。
すると、このチャンスを逃さず大和がレフトへ2点タイムリーヒット!
鳥ちゃんが四球を選んだところで、ようやくベンチが動き出す。ピッチャー交代。
守備時間長すぎ。外野はこんなになっちゃってるし。
結局、次のゴメスは三振に倒れて逆転はならず。もしここで、もう1点入っていたら・・・。
おっと、グラウンド整備の間に何やら花束贈呈がおこなわれていました。
この試合、東利夫審判員の試合出場が通算2500試合となる、記念の日だったんですね。
さて、試合のほうは5対5で接戦の中、7回表に大変な事態になりました。
1アウト満塁で中村が打ったボールが大和の前へ。ファンブルしたがすかさず本塁へ送球。タイミングはアウトに見えたが、球審の判定は「セーフ」。
金本監督が抗議するが、フォースアウトの場合はビデオ判定が適用されないルールであるため、判定は覆らない。この1点が勝ち越し点になる。
ほかにもストライクをなかなか取ってもらえないなどイライラもたまり、とうとうドリスがキレてしまう。結局、この回に5点を失い、ドリスは降板。
その後、阪神の追撃はなく5対10のまま9回表へ。
こんな場面だけど、アンちゃんが登場。最近はしばらく登板機会がなかったための調整登板かな。
すると、制球のよさが自慢のアンちゃんも2アウトから四球を出してしまう。
この試合、なんと両チーム合わせて17四死球!?コレ、ぜったいに呪いか球審がおかしいかどっちかですって!!
これにはゴメスも鳥ちゃんも棒立ち状態に。
しかし、次のバッターをしっかり仕留めて3アウト。
この日のドメさん。9回裏の2アウトの場面でネクストに入りましたが、結局出番なし。膝裏痛が完治するまで休んでくださいな。
「・・・。」
ちなみに、この試合のヒーローは6回裏を投げた秋吉投手。理由は不明。阪神打線を三者凡退に仕留めて7回のビッグイニングにつなげた功績でしょうか。
4時間に及ぶ長い試合でした。
おっと、ヤクルトは10安打10得点、阪神は6安打6得点だったんですね。まあ、どうでもいいですが。
振り返ると、やはり7回表の本塁での判定がゲームを決めたんじゃないでしょうか。アウトに見えたんだけどなあ・・・。