若手を積極的に起用して勢いのあった打線にも元気がなくなってきた。ついに借金を抱えてしまった阪神を救ったのは、若い二人の投手だった。
前日の試合で逆転負けにつながる痛恨のエラーをやらかしてしまった鳥ちゃん。
はたして、今日にもスタメン落ちがあるのか、
ショートの座を北條に奪われてしまうのか!?
「3番ショート、鳥谷敬」
ドキドキのスタメン発表だが、どうやら今日のところは「Xデー」は回避できたみた。でも、そろそろ近づいてきているのかも。
今日の先発は横山。捕手はこのところ、原口で固定しています。打撃のほうも好調を維持。でも、たまには岡崎も使ってあげてね。
最近、ケガのせいなのか調子が落ちているドメさんは、四番に入っています。
「牛すじそばめし」と、
「志方産牛スジ焼そば」、ともに550円です。
「どんだけ牛スジと焼そばが好きなんだ!」っていう組み合わせですね。
今日は謎に3塁アルプススタンドだけ超満員でした。
すると、試合中には黄色いカードで文字を作り出す観客席。
「10th JTEKT」
と、あらわしていたみたいですね。
この日は「JTEKTナイター」で、うちわを配布。
トヨタ自動車のステアリング関連の部品などを手がける会社のようですが、今日は社を挙げての甲子園観戦だったのでしょうか。残業手当つくのかな?
さて、今日の先発投手の横山ですが、1軍の登板はまだ2戦目だけど、安定したピッチングを続けていました。
早い回で先制点を挙げてあげたいところ、2回裏の攻撃。
板山がライト前へ二塁打を打ち、今成のショートゴロの間に3塁へ進塁すると、
原口がしっかりとレフトへ先制タイムリーを放つ!
板山が先制のホームイン。
ちらっ
1アウト1塁で、ピッチャー横山が送りバントの場面。
あまりにも下手すぎてボールが前へ飛ばず、ミリ単位でかすったチップボールが杉山捕手を強襲!
とりあえず、謝っておく横山。
「なんか、すんません」
さて、ナニータのタイムリーで同点にされましたが、その裏の回。
原口の二塁打、横山のバント(今度は成功、しかも自分もセーフ)などで1アウト2、3塁のチャンス。
なんと、大和がデッドボール。
頭部の死球に見えましたが、どうやら肩で跳ね返ったボールがヘルメットに当たった様子。大丈夫のようだが、これには大和も顔をしかめる。
そして1アウト、満塁のチャンスに、
鳥ちゃんはレフトの深い位置へ犠牲フライを放ち、勝ち越し!
この試合、結局はノーヒットに終わったけど、
とりあえず犠牲フライで役目を果たす。
その後、5回にはゴメスのソロホームランで1点を追加して、
3対1で迎えた6回表。
横山は大島のヒットを打たれ、平田にストレートのフォアボールを与えてしまい、
1アウト1、2塁のピンチとなる。
すると、石崎があとを継ぐ。
石崎は、最速152キロなどすべて直球で勝負して、ビシエドは三振、ナニータはファーストゴロに仕留める。
7回も中日打線を三者凡退に抑えました。
これまでで一番のピッチングでしたね。
8回は榎田投手がマウンドにあがるが、1アウト1、2塁のピンチを迎えてしまう。
すると、久しぶり、アンちゃんの登場。
平田にタイムリーを打たれて1点差にされるが、続くビシエドを空振り三振、そしてナニータをライトフライに打ち取りピンチを脱する。
この顔!
そして3対2で迎えた9回表。
マテオは怪我、ドリスも調子が落ちているなかで最終回のマウンドにあがったのは・・・
かつての守護神、球児でした。
甲子園球場は、この日一番の盛り上がりをみせていました。
誰も予想していなかったね。
結果は、すべて直球で3者凡退。MAX148キロを計測。
2012年の巨人戦以来、4年ぶりとなるセーブを挙げました。
嬉しそうだね。
アンちゃんが球児にねぎらいの言葉をかける。
談笑中だね。楽しそう。
今日のヒーローは、先発マウンドに上がった横山投手、そして6回のピンチを救った石崎投手でした。
ふたりは、ともに新日鉄住金鹿島から2014年のドラフトで入団した投手。社会人のときもこのような場面があったそうで、同じような気持ちで行きましたと語る石崎投手。
このところ、打線が湿りつつある阪神。
今日もランナーは出るけどなかなかチャンスをとらえきれず、得点できたのはゴメスのホームランを含めた3点のみ。
なんとか勝率5割に戻すことができました。
今日は、ピッチャー陣に助けられた試合でしたね。