2016/8/28 ヤクルト戦:やっぱり攻略できない山中のアンダースロー

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さすがに「優勝」は無理だとしても(ほぼ広島で決まり、2位もおそらく巨人だね)、なんとか3位に食い込んでクライマックスシリーズに出場したいところ。

阪神とヤクルト、DeNAで最後まで熾烈な争いをしそうな展開で絶対に負けられない3連戦でしたが、まさかの3連敗。これで8月の甲子園は「勝ち無し」だとか。

3位のDeNAとは3.5差に開き、4位のヤクルトには1ゲーム差に縮められる。

この日は「夕暮れ球場縁日」やってました。
クジやらゲームやらやってましたが、とにかく人、人、人。一目見て、挫折しました。

さて、この日のスタメンはようやく調子を上げてきた(お、遅いっ!)上本が1番に入ったのと、そしてこちらもようやく1軍に上がってきた(遅すぎるっ!)柴田が6番センターで出場。

バッテリーは岩貞とルーキー坂本。

というわけで、「岩貞の熊本産ポークのソースカツ重」をいただきました。1100円也。

まろやかなリンゴソースが見た目の期待を裏切らず、とてもおいしかったです。(見本よりカツが小さいのがちょい残念だが)

それからピザーラ新メニューのアメリカンなんちゃらをいただきました。(名前わすれた)クリスピー生地でした。

岩貞の調子は、しっかり腕を振れていてけっこうよかったんじゃないでしょうか。順調にスコアボードに「ゼロ」をならべていましたが、崩れたのは5回。上本のエラーで坂口の出塁を許すと山田、バレンティンに連打を浴びて1失点。そして暴投から西浦のタイムリーで2失点。

結局、この回でマウンドを降ります。

一方、打線の方はというと、アンダースローの山中投手に翻弄されまくりで初回の髙山の犠牲フライによる1点からなかなか追加点を取れず。

岩貞の後、松田、サターホワイトが1回ずつゼロに抑えると、8回にはアンちゃんがマウンドに。もちろん、ゼロに抑える。

9回は球児も登場。安定した投球を見せてゼロに。
岩貞は5回でマウンドを降りてしまったけど、それからの4イニングは4人のリリーフ陣が完璧に抑えました。

そしてこの9回の登板は、球児にとって記念となる「600試合登板」を達成するイニングとなりました。プロ野球史上39人目です。

最後まで山中投手に翻弄され続ける阪神打線でしたが、最終回になんと柴田が攻略します。

柴田といえば、昨年の交流戦で日ハムの大谷の剛速球をただ一人攻略して2安打を放ち、勝利に貢献する活躍をしました。

このバッティングフォーム。バッターボックスのギリギリ手前に立ち、コンパクトなスイングでセンター前に運びます。

見事、2塁打。
これが、いわゆる「工夫」というヤツなんでしょうね。さすが今年もっとも「崖っぷち」に立っていると言われる男。

そして一発出れば同点のチャンスだが、原口はセンターフライに倒れる。
この試合、阪神打線はいったい何個のフライを打ち上げたんだろうか。みんな、柴田から攻略法を教えてもらったほうがいいかも。

終わってみれば、得点したのは初回の上本の2塁打からの犠牲フライという1点のみ。とはいえ、7本のヒットを打っているので、まったくダメだったわけではないんですけどね。

残り試合もわずかになってきましたが、3位との差は3.5ゲーム。
まだまだ望みはあります、クライマックスシリーズは。

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