2019/9/30中日戦:最終試合でクライマックスシリーズ進出が決定

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今季最終戦となる中日戦。勝てば広島を抜いて3位に浮上するという大事な試合に見事勝利してクライマックスシリーズへの進出を決めた。

最後の大仕事をまかされたのは今季コントロールに磨きをかけて大活躍している青柳投手。5回を投げきり失点ゼロで抑えると、あとは阪神自慢のリリーフ陣が続々と登場。

実はこの試合、先発した中日の大野投手は広島のジョンソンと防御率で競っていた。この試合で3回と3分の1を無失点で抑えると防御率2.58となり1位に浮上する。

そして4回の先頭バッター近本を一塁ゴロに抑えると、ノルマを達成して降板。阪神ファンからも大きな拍手が。まあ、これは大野が降板してくれると阪神打線にとってはありがたいところだったからかも。

「六甲おろしリミックス」を作成したマーク・パンサー本人が登場。背番号は「962」。これは「globe」をもじったか。

7回表には今季でユニフォームを脱ぐ髙橋聡文がマウンドにあがる。みごとに直球で福田をサードゴロに打ち取る。

降板をアナウンスされ、大きな拍手のなかベンチに戻ろうとしたところで花束を持ち必死に駆け寄る40代の男が登場。

髙橋はまったく気付かず戻るところだったけどマウンドに集まったみんなが呼び止める。あせるドメさん(笑)。

なんとか花束を渡せたところでちょっとウルっとくるドメさん。中日時代にはともにプレーをしていた仲だったね。

するとこの試合で最優秀防御率賞を確定させた大野投手も花束を持って登場。このふたりも中日でともに戦っている。大野にとってはすごくお世話になったベスト3に入る師匠だとのこと。髙橋が阪神に移籍したあとも一緒に食事に行ったりしている仲だとか。

今季はケガもあって活躍できずに引退となったが、近年の阪神のブルペンを支えた投手でした。本人はつねに笑顔の引退試合でした。やりきった感があるのかも。

似合わない花束をもって外野からマウンドまで走ったドメさんでしたが、この試合の成績は三振3つに四球1つと冴えない。やっぱりもう疲れが限界か。

今日も代打で登場した鳥ちゃんはライトフライ。クライマックスシリーズへの進出が決まったけれど、甲子園球場での出場はこの日が最後。普段はあまりやらないけれど、珍しくファンの声援に応える鳥ちゃん。本当に珍しいこと。

その後の回ではショートの守備位置につく。なにやらドメさんと談笑している。グラウンドでこんなに笑う鳥ちゃんも珍しい。やっぱり最後だからか、特別な試合なんだねえ。

青柳のあと、島本から髙橋、岩崎、ジョンソンと繋いだ鉄壁の継投は最後に球児が締める。島本、岩崎、ジョンソン、球児の防御率はそれぞれ1.67、1.01、1.77。どれだけ阪神のリリーフ陣がすごいかがわかる。

今季最後にしてクライマックスシリーズ進出を決める大事な試合は3対0と完璧な勝利。

試合後には選手がグラウンドに整列・・・いやグダグダ・・・なかなか揃わない(笑)。

なんとかビシッと並んだところで矢野監督がマイクでご挨拶。

「ご声援ありがとうございました」

いやあ、終わったねえ・・・てな感じの選手たち。

選手がベンチに戻るところでたくさんの鳥ちゃんコール。

帽子を取って声援に応える。

髙橋投手にも声援が。最後の最後でクライマックスシリーズ進出が決まっていい雰囲気の選手たちでした。

「今までも、これからも、ずっと『君がヒーローだ。鳥谷敬」

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