十四回戦 テーマは「Nipponストア中国編」:広島の会社がつくった非常用保存食がレトルト○○○に勝利する

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nipponstore
中国編は鳥取、島根、岡山、広島、山口の5県が対象です。

披露

先攻:山中川博士

逸品 『出雲市名産品 島根ワイナリー 唐辛子ワイン

唐辛子ワイン
どちらかというと「珍品」に入れたくなるようなワインだが、これがまたあなどれないワインらしい。

島根県雲南市は全国でも有数の唐辛子の産地とのことで、ここのブランド唐辛子である「オロチの爪」を大胆にも白ワインに漬け込んでしまったという。

オロチの爪…ネーミングからしてヤバそうだ。この唐辛子は韓国系の大型唐辛子ということで相当辛そうなんだけど、実は「一瞬の刺激的な辛さの後にマイルドな旨みを感じる」という、なんとも旨そうな唐辛子だ。

販売する島根ワイナリーは、これまでにも「紅茶ワイン」や「ジンジャーワイン」を生み出しており、今回は第三弾。年間8000本を目指しているが、発売からわずか1カ月で2600本を出荷するなど好評だ。「オロチの爪」はワイナリーがある雲南市の名産だから、まさに満を持しての発売といえるだろう。

ベースとなるワインはデラウェアと甲州種の2種類のブドウをブレンドした白ワインを使用しており、試行錯誤のうえ、「辛すぎず、甘すぎず」のバランス良いワインに仕上がったという。ちなみに詳細については企業秘密だ。

中国、四国地方では量販店で販売されているようだが、アマゾンのお取り寄せで一度味わってみたいワインである。

珍品 『鬼太郎の好きなビーフカリー辛口


おまたせしました「レトルトカレーシリーズ」の第三弾。
今回はなんと、アノ鬼太郎が好きだというビーフカレー。

なんて、いやいや「鬼太郎」は一切関係ありません。鳥取というだけで「鬼太郎の好きな」と言ってしまうあたりが、かえって清々しいくらい。

商品紹介欄には、ひとこと「鳥取県和牛肉100%のおいしいカレー辛口です 」
とだけ記載。しかしカスタマーレビューをみると「あなどれない」カレーらしい。

「鬼太郎がキャラクターのカレーだとあなどっておると、よい意味で予想が裏切られます」(by ドナルドさん)

鳥取県産の和牛が予想以上に「ゴロゴロ」入っていて、旨味やコクがあるらしい。大阪の「牛入れすぎカレー」は実は「牛すじ入れすぎカレー」だったけれども、今度のは期待できそう。

「キャラ物ながらカレーとして特筆すべき逸品」(by makoto shiotaさん)

案外、「鬼太郎」とか商品名に入れない方が良かったのかも知れない…。

後攻:明智君

逸品 『サタケ マジックライス 保存食 五目ご飯 100g×20個

五目ご飯
「災害に備えて備蓄!」
そんなん、日本で暮らすワテらにとっては基本ですな。

広島の株式会社サタケは、精米分野で世界をリードする企業なんやそうです。そんなサタケが提供するインスタント「マジックライス」は、一度炊いたご飯を乾燥させた保存食品で、お湯または水を注いで待てばふっくらご飯に戻るんやそうです。5年も保存できる(でも、レビューによると4年くらいで交換するほうがおいしく食べられるらしい……)から、備蓄品にもってこいですな!

備蓄すべき食料は最低3日(72時間)分でしたっけ?水を別に用意しておけば、この20個セット1で2人×3日分の食事を確保できますな。残りの1個は取り合いになりそうやけど……。

20個入りでお値段は7,344円のところが、4,800円に値下げされとりました。備蓄品の購入はお得なこのタイミングでどうぞ~♪

珍品 『山口県下関直送 ふぐナゲット 1kg 冷凍

ふぐナゲット
中国産カビチキンナゲット騒動も記憶に新しいマ○ド!食の安全については、もう何を信用していいのか分からんようになってしまいました。全部タイ産に切り換える方針を発表したとはいえ、「もう外でチキンナゲットを食べる気にならんようになったわ~」という御方も多いのではないかと思います。

そんな御方にはこちらの山口県下関直送 ふぐナゲットがオススメです。「ふぐナゲ」という名称で商標登録もされとるみたいです。商品が届いたら、後は油で揚げるだけなんやけど、その「油で揚げる」ちゅーのが面倒なんですわ~。レンジでチンするだけですぐ食べられる「ふぐナゲ」も売り出して欲しいところですな!まぁ、ウチにはレンジすら無いんですけどな……。

こちらの冷凍「ふぐナゲ」、お値段は1kgで3,400円ナリ。ちょっと高めですけど、何と言ってもフグナゲットですから!とは言っても、原料は高級なトラフグやなくて安めのシロサバフグなんですけどね……。

決着

明智:アンタ、またレトルトカレーかいな?懲りひんなぁ……。

博士:なんとなく期待されてる感じがしたんでね。それにしてもレトルトカレーってお土産用につくりやすいのかねえ。どこにでもあるよね。ナンチャラ○○カレーって。

明智:まぁ、日本人はカレー好きみたいやからな。

博士:しかし君はびーちく…違った、備蓄モノ好きだよね。前もなかったっけ、○○を○○kgとか。

明智:デブは備蓄がないと不安やねんで!おいしければなお良しやからな!!おいしい備蓄品の情報は貴重やねんで!!!

博士:でもあれでしょ、災害でもないのに備蓄品に手を付けてイザというときに何も残ってない…っていうパターンでしょ。目に見えるなあ…。

明智:いや、今もちゃんと3日分は確保してあるで!日本に住む限り、3日分の備蓄は基本やからな。

博士:えっ?3日分?何を?

明智:米?あと炭酸水な!他の備蓄品は、この前ラーメン類を全部消費したし、缶詰もなくなりそうやな。ツナ缶は銀次はんに使われたし……。

博士:いやそれ、備蓄品じゃないでしょ。ふつうの食材だからね。備蓄で炭酸水とか意味不明だし。ε=( ̄。 ̄;)フゥ

明智:まぁええやんか!これを機にオイシイ備蓄品を増やしていけばええねん!!素麺とマジックライスでとりあえずは十分やろ?

博士:災害時にフリーソーメンしてる余裕ないし…。

明智:いやいや。そこでフリーソーメンとかフリーマジックライスやったら、知りあいが増えて楽しいかも知れんで!

博士:ああなるほど、備蓄つかって「知りあいの備蓄」するわけね…

明智:それはさておき、今回のアンタの逸品はなかなか興味深いな。珍しく買ってみたいと思えるわ。

博士:でしょ。たまにはちゃんと選んだから…ってオイ、いつもマジメに検討してるからね。「とりあえずつくってみました系」の単なるキワモノじゃなくて、ワイナリーが本気でつくったワインだから期待できるね。

明智:量販店で買えるんやったら、今度広島行った時にでも飲んでみよか?で、ワテの珍品についても何かコメントちょうだいな~。

博士:ふぐナゲットね。確かにちょっとお値段高めだけど、おいしそうだね。ふつうに食べたい。でも1kgかあ。まさかコレも備蓄用!?

明智:いや、これは自分で揚げんとアカンから買う気はない。「こんなんあるで~」って
紹介しただけや。

博士:チンだけで食べられる商品にしたらよかったのにねえ。こっちの「鬼太郎が好きなカレー」はチンだけで食べられるからね。それこそ備蓄用にピッタリだね。お?これは勝負が見えてきた感じなんじゃない?

明智:レトルトカレーって、そんなに食べたいか?ワテはあんまり好きじゃないで。飽きるし。それよりふぐナゲの方が商品としては面白いやろ?

博士:まあ正直言って、さっきも言ったけど「レトルトカレー」って安易だよね。きっと「なにか観光客向けにいい商品ないですかねえ」ってコンサルとかに相談したら「レトルトカレーいいっすよ」って適当に答えてるんだろうね。全国各地にレトルトカレーありすぎ(笑)。しかも鬼太郎とカレー全然関係ないし。まあ味は「あなどれない」みたいだけど。

明智:鳥取県産和牛には興味あるけどな。カレーじゃなくて、レトルトどて煮とか作ればいいのに……。

博士:間違いなくコンサルが適当に指南してるな。そういえば君のマジックライスだけど、広島と何か関係あるの?

明智:広島の会社が作ってるって書いてあるやん!多分、今回の広島の土砂災害の支援もしてはるんとちゃうか?

博士:いや広島産の牡蠣とか入ってるのかな~って期待したんだけどね。入ってたのは鶏肉だったよ。…あっ!Amazonのページで詳細情報みると、ま、まさかの「産地:中国」。中国の鶏肉ですか?ガビ~ン。

明智:ギャー(゚Д゚;)と思ったけど、産地「中国」って中国地方のことやで!

博士:アレ?なんだ、そうなのか。まぎらわしいなあもう。

明智:確かに!んで、今回の勝敗はどうするん?

博士:やっぱ五目ご飯に牡蠣はいってない時点でこっちの勝ちかな?

明智:はー?意味わからんし(怒)どう考えてもワテの勝ちやろ?今回も有用な情報を提供したで!

博士:えー?もうどうでもいいよ…

十四回戦「Nipponストア中国編対決」の勝者は明智君でした

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