いよいよ始まりました。「山中川博士vs明智君」対決シリーズの第一回戦です。ルールは、それぞれがAmazon商品の中から「珍品」と「逸品」を1つずつ選んできて推薦コメントとともに紹介。最後に二人で勝者を決します。
さて、一回戦のテーマを何にするか相談したところ、明智君の「そもそもAmazonは本屋やろ!」の一言で決定。ということで、第1回の御題は「本対決」です。
披露
先攻:山中川博士
逸品 『自衛隊おでかけぴあ2014』
まあ何でもある世の中ですが、家族サービス、彼女とのデートなどでマンネリ化しちゃってるひとは多いはず。そこで最近はやりなのが(本当かどうかは知らん)全国各地で開催されている自衛隊イベントですよね。でも「いつ、どこで、どんな」イベントが開催されているのか情報収集もけっこう大変です。ところがなんと、あの『ぴあ』が自衛隊イベントを楽しむおでかけガイド誌を出版してるじゃあないですか!
これ、開催スケジュールをまとめてるだけじゃないんですよ。人気のブルーインパルス密着取材しちゃったり、護衛艦の乗艦隊員のインタビューがあったり、自衛隊の基礎知識、たとえば陸海空の自衛隊編成や主要部隊の説明、装備カタログもあります。なんと防衛大学校の学生たちの一日や学生舎のことまで掲載・・・あれっ これってもしかして自衛隊の広告本なんすか?・・・まあいいや、とにかく付録DVDもあって1015円は安いでしょう。
今年は、コレもって自衛隊イベント三昧してはどうでしょう?
珍品 『高城剛 サバイバル地球旅行術』
な、なんと、あのハイパーメディアクリエイターの高城剛氏が書いた旅行本ですよ!?
なんたって、ハイパーメディアクリエイター(以下、HMC)の旅行術を破格の「250円」で手にすることができるんだから、こりゃもうスルーできないでしょう。
内容紹介を読むと、またスゴイね。
「ハイパーノマドの時代を迎えた世界とは」
って、もう旅行関係ないし。
「旅は人生の縮図、計画通りに行かないところが楽しい」
ああ、自分の人生と旅行を重ね合わせてるね。きっと旅行中に計画が頓挫しちゃったときに、○尻さんとの生活の頓挫のことも思い出しちゃったりするんだね。
「旅を楽しむ為の高城流旅行術を紹介。旅行を楽しめる人は人生も楽しめる」
やっぱり人生と重ねちゃうんだねえ。
「高城ワールドの魅力を感じてみよう」
そうです。みなさん、あの○尻も一度は惚れた高城ワールドの世界をわずか250円で味わってみてはどうでしょう。とくに第3章の「CIAのサイトから情報収集は始まる」は興味深いよね。旅行する前にCIAのサイトまでみて情報収集する旅行者はもうハイパーメディアクリエイターしかおりません。ハイパーメディアクリエイターも世界で高城氏ただ一人しかおりません。ようこそ、高城剛氏の世界へ。
P.S.高城剛と下柳剛(元阪神)って似てるよね。
後攻:明智君
はじめまして。ワテは山中川博士のルームメイトの明智でおます。明智君と呼んでおくれやす。ほな早速、記念すべき第1回の御題「本対決」ということで、ワテのセレクトした逸品と珍品をご覧いただきましょか。
逸品 『人生賭けて 金本知憲著』
言わずと知れた金本兄貴の引退記念本ですわ~。
広島から阪神にFA移籍したことやら、タバコ止めんことやら、調子が悪いのに連続出場記録継続のために出続けてたことやらで批判を浴びることも多かったけど、金本氏が前人未踏の偉大な記録を打ち立てはったことは事実や。これは、そんな鉄人の歩んできた道、野球への思い、苦悩なんかについて書かれてる本や。
超一流のヒトの言葉というものは、多分、野球をよく知らんような人にまでも届くんやと思います。
この本を読みながら、ワテは引退試合のスピーチを思い出さずにはおれませんでしたわ。ワテ、金本兄貴の引退試合&セレモニーを甲子園で生で見とりましてん。
このお方はワテの恩人でおます。ワテはこのお方のおかげで立ち直れたことがありますねん。詳しいことは言わんけど、金本兄貴にとっては記憶にも残らんようなささいなことでも、ワテの人生にとってはめちゃくちゃ重要な出来事の一つとなりましたわ。引退された今でも、金本氏にはホンマに感謝してもしきれまへん。
珍品 『阪神の四番 新井貴浩著』
こちらは言わずと知れた元日本プロ野球選手会長で阪神の元四番打者でおられる新井貴浩大選手が2012年のオフに出版された本ですわ~。新井さんは試合ではいろいろやらかしてくれる御方やけど、ファンからは罵倒されつつも愛されてはる希有な存在でおます。2012年と言えば和田体制となって1年目のシーズンで、キャッチフレーズの「熱くなれ!!!」に反してお寒い展開の試合が多く、まさかの5位(そして金本兄貴の引退)という結果に終わったんやけど、何故かそんな最悪のタイミングで新井大選手が出した自伝(言い訳集?)がこの本です。
2012年末といえば桜宮高校バスケ部の体罰問題が大きく扱われていた時期だっただけに、体罰容認とも取れる記述があった点はいただけまへんでしたな~。
とはいえ、ワテは新井はんを応援しとりますし、彼には是非とも2000本安打を達成してもらって、阪神ではなく広島に帰ってから引退して欲しいと思うとります(広島に「イラン」と言われるかも知れまへんけど……)。
決着
明智:ところでこれ、どうやって決着つけるん?
博士:フィーリングで。
明智:何か、新井本だけ地味やない?あと、話題は阪神3対その他1やったな。
博士:いや、シモさんじゃなくてHMCだからね。
明智:DMCはおもろかったな~。
博士:DMC?
明智:クラウザーさんやんけ!!!ま、ボケはこのへんにしといて、どうするん?
博士:いやあ、正直負けた感あるな。「カネアラ」セット使うのずるいっしょ。
明智:そらアンタ、この二冊はセット扱いせなアカンやろ。
博士:一戦目からめちゃめちゃ阪神ネタなんだけど、大丈夫か?この企画・・・
明智:CD、DVDなら阪神ネタ引っ張れるけど、家電対決とかになったら無理やし大丈夫ちゃう?
博士:ってことで、次回は家電対決に決定か?
明智:AmazonはそもそもCD屋でもあるから、次はCD対決やろ?実はもうネタは決めてあるねん^^
博士:まじか!どうせまた阪神ネタなんだろ!
明智:それは次回のお楽しみやで!
博士:まあ、じゃあ、二回戦はCD対決ちゅうことで。おわり。