bounceを読んだら。369号その5:リアル・クリミナルシティのヒップホップの支柱的存在は故郷を誰よりも愛する

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18ページ。
COMMON。

「20年以上のキャリアを誇るシカゴ・ヒップホップの支柱的存在コモン・・・」

おっと、ホンモノ登場だね。
アメリカ屈指の犯罪都市シカゴのなかでももっとも危険な地域「サウスサイド」出身というマジもんのラッパーです。写真の顔見てもホンモノの匂いぷんぷんさせてるよね。だって、目つきがメチャ優しいもん。

なんか、ハリウッド映画にふつうに出てそうな感じだね。
イイもんのほうの役で。
・・・って思ってたら、ハイ、ほんとに俳優やってました。しかもグラミー賞受賞だし。ターミネーター4に出てるし。

シカゴの若いラッパーたちは暴力の絶えない自分たちのホームタウンを、戦火が絶えないイラクと重ね合わせて「Chiraq」と呼ぶらしい。

「独立記念日の3連休にシカゴでは82件の発砲事件が起きて14人が射殺されていることからもわかるように、はラッパーお決まりの大言壮語でもなんでもなく日常のリアルなのだ」

シカゴのラッパーにはリアリティがある。

「何かこう、日本のラッパーで派手なこと歌っていても、ぶっちゃけ現実感がないこともあるじゃないですか」

とは、日本のラッパーJAZEE MINORが言った言葉だが、シカゴではそれが現実だ。

「・・・イラクで314人の兵士が命を落としたのに対して、シカゴでは509人も殺されているんだ・・・」

ヤベぇ、まじでアブねぇ。

アルバム「Nobody Smiling」では、そんな故郷の現実を伝える意図があるという。9月には、シカゴの地域貢献を目的とした音楽フェスティバルを開催する予定だそうだ。

それでは早速、マジもんのヒップホップを聴いてみようではないか。

Common「The People」
再生回数620万回。

・・・おっと、コンテンツに関する警告「この動画は、一部のユーザーに適さない可能性があります。」
お子様は聴いちゃいけない曲のようだ。
初めての展開。
さすが、ホンモノだ。こんなところでもリアリティを感じるぜ。
埋め込んだコンテンツを見るだけなら年齢確認がいらないみたい。
ってことで、↓からどうぞ。

やべぇ、何いってるのか全くわからないけどカッケェぞ。
なんだろうなあ。ヒップホップだし、もっとグイグイいく感じかと思ってたんだけど(よくわからんが)、むしろ軽くて爽やかな感じ?

Commentをみると、かなり賞賛されてる感じ?

・・・ていうか、FKA Twigsに寄せられたコメントがあまりにも酷かっただけなのか!?

マジもんのクリミナルシティ、シカゴ・サウッサイのヒップホップの支柱的存在、COMMONを紹介しました。

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