2014/9/10巨人戦:ムードも打撃も継投もチグハグ。5連敗でAクラスも危うくなってきた

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巨人のヒーローインタビュー
首位巨人から離され4位DeNAが迫りつつあるなか、和田監督は悪いムードを断ち切る策に出た。今季初めてマートンを1番に据え、さらに新井貴浩をスタメン5番に投入した。しかし流れは変えられない。

この日の先発は岩田稔投手。ルーキー梅野捕手との息も合い、7回まで5安打7奪三振の1失点。文句のない投球だったが打線は振るわず初回の1点止まり。あまりにも重い空気のなか岩田から継いだ勝ちパターンのリリーフ陣が打ち込まれ、大事な試合を落としてしまう。

また皮肉なことに、右手中指の怪我で離脱してから調子の上がらない巨人・菅野には7安打を浴びせるも最少失点に抑えられ、結果的には2年連続2桁勝利を献上、そして復活させてしまう結果に。

この敗戦により今季ワーストタイとなる5連敗を喫し、4位DeNAとのゲーム差は3.5となる。首位奪取はおろかAクラスも危なくなってきた。

岩田投手
毎回のようにランナーを出すが要所をしっかり抑え、7回まで102球の1失点。その失点も職人・井端の一発狙いの1点。

「まぐれに決まってんじゃん」という井端の言葉が本当かどうかはわからないけど、1点ビハインドで巨人も苦しかったのは事実。それだけ岩田ががんばっていた証拠。本当に残念。

今日の試合、出場した老虎戦士たちは精彩欠きまくり。ある意味、戦犯に近いかも・・・。

6回裏、新井と福留の一振りが・・・

岩田にアドバイスの新井
4回裏、2アウト満塁のチャンスをモノにできず嫌なムードのなか5回表に岩田がマウンドへ。

そしていきなり2者連続フォアボールと菅野の送りバントで1アウト2、3塁のピンチ!

なぜかアライさんが岩田にアドバイスを送る。
そして迫り来る中西コーチ。

その後、長野と橋本を無事に打ち取り、スリーアウトチェンジ!
アライさんのアドバイスが効いたのか?えっそうなの?
いったい何を言ったんだろうか、とても気になる…。
アライさん、いったい何をどうアドバイスしたのか。

ゴメスが3塁打
さて、6回裏。
なんとゴメスがスリーベースヒットを打ち、いきなりノーアウト3塁のチャンス到来!

新井打席
普通にやれば何かと1点入りそうな場面で新井さん。

初球からイキナリいった!
内角の144キロを叩きつけるが、これがよりによってサードへ一直線。
ランナーはゴメス。
これでは点は入りませんって。

ここまで2安打の福留
さあ、ドメさん。
ここまでヒット2本と菅野を完璧にとらえている。
もういっちゃえ!猛打賞だ!

福留の打席
フルカウントになった7球目。
ああ、なんということ。外角のカーブを引っかけセカンドゴロに。
ゴメスは動けず。

伊藤の打席
三度目の正直。
つづくは伊藤隼太。
オジさん達が駄目な分、若い力を見せつけてやれ!
ドメさんのときとは違い、140キロ台後半のストレートをビシビシ投げつけてくる菅野。

5球目、147キロの内角ストレートを叩きつけたが・・・ああファウルフライ。
村田がつかんで3アウトチェンジ。
完全に力負け。

なんてこった・・・。
このいやな流れのなか、岩田はとうとう次の7回表、井端からホームランを打たれる。
初回から守ってきた1点だったが、とうとう巨人に追いつかれる。

勝ちパターンが・・・悪夢のようなリリーフ失敗

福原登場
7回に同点に追いつかれた岩田。
まだ102球と球数はそれほどいっていなかったが、やはり非常に苦しいゲーム展開で疲労したのか。
8回表に福原が登場。

それとともに、キャッチャーも梅野から老虎捕手の鶴岡に交代。

鈴木が代走で登場
勝ちパターンでしのぎ、なんとか勝ち越しにつなぎたいところだったが、やはりいまの阪神は何かが違う。

先頭バッターの長野にあっさりレフトへヒットを打たれると、ランナーは「走塁のスペシャリスト」と呼ばれる鈴木尚広に交代。すごーく嫌な予感。

1塁から走る鈴木
バッター橋本。
さっそく鈴木が走り出す。
橋本はバント。

1アウト、2塁。

2塁から走る鈴木
打席には坂本。
あっ!走った!

坂本はショートへの強襲内野安打。
この間、まさかの鈴木ホームイン。
2塁走者が内野安打の間にホームに帰ってくるとかアリエナイ。
悪夢の負け越し
とうとう、悪夢のような1点がスコアボードに記される。

福原交代へ
さらに阿部にヒットを打たれて1、3塁になったところで福原は交代。

このあと亀井がバッターの場面で高宮がワンポイント登板。
安藤登場
村田の打席ですぐにアンちゃんがマウンドへ。
ああ、いわゆる「左右」ですね。
(どうでもいいけどなんだろ、後方にみえる外野陣の妙にマッタリした感じ。)

アンちゃん、ここは村田をしっかり三振に打ち取りお役ご免・・・のハズが!?

マウンドに向かう安藤
アレ?
9回も投げるの?
イニングまたいじゃうの?

打たれた安藤
ハイ、案の定、先頭バッターのロペスに2塁打を打たれました。

マウンドを降りる安藤
井端にしっかりバントを決められ、1アウト3塁になったところでマウンドを降りるアンちゃん。
なんか、シラけムードのマウンド上。
なんだかやだなぁ。

不満げな安藤
「すっごく」不満げなアンちゃんでした。

オスンファン登場
さて、呉昇桓が登場。
っていうか、イニングの頭からでよくね?
なんか全てが場当たり的で、選手も振り回されてる感じ。

ちなみに、守備固めか、ここでセッキーがサードの守備へ。
巨人追加点
ハイ、やっぱり得点されましたね。
矢野にあっさり犠牲フライを打たれて巨人に3点目が入る。
この流れで2点差。
阪神ファンもぞろぞろ帰る始末。

最終回

ベンチへ向かう関本
最終回の攻撃。
もう阪神は終戦ムード。
三球三振でベンチに戻るセッキー。

鶴岡がベンチへ
鶴岡もファーストゴロでアウト。試合終了。

うつむきながらベンチへ帰る鶴岡。
そして阪神ファンも家へ帰る。

スコアボード
阪神も菅野の球がまったく打てなかったわけではありません。ただ、要所で決められず7安打で得点できたのは初回のわずか1点。

さらに継投策が失敗しましたね。

8回途中の厳しい場面で使われた安ちゃん。本来ならばその時点で役目は果たしたはずだけど、何を思ったのか和田監督、9回も安藤をマウンドへ送っちゃいます(うわぁ、加藤さんや筒井がいつも仕打ち受けてるパターン!!)。案の定、打たれて結局は呉昇桓を途中から登板させる結果に・・・。

チームの雰囲気サイアク、阪神ファンの雰囲気もサイアク。
さて次の試合、まさかのサンタテ食らうとは思いませんが・・・。

取材後記

巨人超満員
このところ観客数が激減している甲子園球場。
巨人ファンは超満員!
まー盛り上がっておりました。

阪神カツロールなど
今日はKFCのチキンセットを食べつつ、スーパードライ甲子園で販売している阪神カツロール(颪味)をいただきました。

いい写真がなかなか撮れなくて、試合と同様、渋~い写真となりました。

仲良しゴメスと今成
ナンダコレ?
なんかミョ~に仲のいいゴメスとイマナリ。
でもゴメス、顔怖いんですけど。
なんだろね、コレ。

電光掲示板の岩田
今日の先発は背番号21のM.Iでした。
・・・って、なんだよ、「M.I」って(笑)。
いつもこんな内緒のイニシャルトークみたいな紹介のしかただったっけ?

電光掲示板の福原
いや、違うよね。
ちゃんと、「S.HUKUHARA」って書いてるし。

どうして岩田だけイニシャル?

岩田へのメッセージ
「稔くん!優勝してください!」
中津川の虎おばさんも応援してます。

岩田へのメッセージ2
「岩田さん!読売打線をぎゃふんと言わせましょう」
京都のしげちゃんも応援してましたよ-。
ぎゃふんってなったのは阪神のほうでしたけどねー。

たこ焼き
途中でたまらず「築地銀だこ」のたこ焼を購入。
ちゃーんと、こんなケースに入れてくれます。
カツオ節も飛んでかないし、さすが有名店ですね。

たこ焼き2
「銀だこ」の名入りがニクイよね。
おいしかったです!

東球審のストライクコール
最近、ちょっとマイブームになってる球審のストライクコール。
東球審のコールはこんな感じ。
基本に忠実ですね。

高代コーチと上本
高代コーチが上本に何か指導しているようなんだけど、なんか、不良中学生に内心ビビリながら注意する先生って感じ。

先生「わかったか?」
生徒「ウス」
先生「わ、わかりましたか?」
生徒「ウス」

上本、ちょっと痩せた?

ちょっと太った?

アレッ?
新井さん、ちょっと太った?

なんか福原みたいな体型になってきてるよ!

ピンバッジ
ファンクラブ応援デーのプレゼント「選手似顔絵ピンズ」。
がんばって2馬力で集めたけど、上本と藤浪とボスキャラが手に入らず。
数にばらつきがあるなあ・・・。
あとは9月12日を残すのみ。
うーん・・・あと二つ手に入るのなら、やっぱ、上○と藤○のピンバッジが欲しいかな。

さて、やっぱり今年も9月に失速する阪神。
チームのムードの悪化が止まらない・・・。
これはもう、ムードメーカーの○○や○○が戻ってくるしかないのか!?

今日の老虎でした。

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