交流戦も残り3試合となったこの日、小雨が降り続くなか日ハム戦がはじまった。
阪神バッテリーは今シーズン好調の岩田稔投手とルーキー梅野捕手。岩田は序盤からコントロールもよく安定したピッチングを続ける。対するは日ハムの大谷投手。150キロ後半のストレートを連発するなか、とうとう最速160キロも2度計測された。また、大谷の球は速いだけではなく、カーブ、スライダー、フォークとコントロールのよい変化球も自在に使い、虎打線は手も足も出ず。最高落差40キロとなるストレートと変化球に翻弄され続けた。
岩田投手は球数も少なく落ち着いた投球を続けるが2回と8回、それぞれ中田と大野にソロホームランをあびる。その8回、ランナー1、2塁のところで交代。継いだ鶴がタイムリーを打たれ2失点。
一方、大谷は8回まで1安打11三振でマウンドを降りる。阪神は継いだカーターからも得点できず、結局0対4の完封負けとなった。
デカい、ハヤい、ウマい
日ハムの大谷投手、いやあほんとにすごいピッチングでしたよ。「ここぞ」というストレートはすべて150キロ台後半、これが100球を超える8回まで続くんだから虎打線、手も足もバットも出ませんでした。また速いだけじゃなくて変化球もいい。150キロ台と110キロ台、落差40キロの球をキッチリとストライクゾーンに決められたらもうゴメンナサイするしかないですね。
なんとか160キロをパシャリとしたかったんですが、残念ながら逃した~。159キロは何回も出るんですが、160キロは2回だけ。撮り逃しました。無念。
そんな大谷投手ですが8回、イマナリに1球投げたところで突然ベンチへ。実は右ふくらはぎがつったらしい。160キロを計測する剛速球は体への負担も大きいらしい。
結局、治療後マウンドに戻り、しっかりイマナリを打ち取るが9回は大事をとって降板しました。もしこの時点でノーヒットだったら行ってたかな。そう、虎打線、あやうくノーヒットノーランいや完全試合をやられてしまうところだったのです。なんとか屈辱を逃れたのは唯一のヒットが6回にあったからです。打ったのは、なかなか調子が上がってこない「9番大和」でした。野球って、わからないものですね。
その後、大和は盗塁を試みますが失敗。
闘将和田が塁審に猛抗議!…って感じじゃありませんが、ちょっぴり抗議。でも守備も帰るわ大和も帰るわ、なんとなくサビシイ感じ。ネクストバッターの上本だけが心配そうに見てました。
雨で一時中断も
この日は試合開始から雨模様。
一時中断も。体をぬらして冷やしてしまったことも、大谷が足をつる原因になったのかも知れませんね。観客は雨具が使えるけど選手は大変ですよね。
日ハムベンチもマッタリと談笑中。
中断時間は24分ほどで試合開始となりました。
さて、今日のアライさんはというと…
剛速球がズバッ!
変化球にスカッ!
でも9回で代わったカーターからはヒット(?)を打ちましたよ。
まあ、ショートゴロがイレギュラーして頭上を越えてっただけではありますが…。
0対4の完封負けです。
今日は大谷に乾杯…いや、完敗ですね。敵ながらアッパレでした。
取材後記
雨の中、負けずにたべました。
ソエジマ隊員コラボメニュー、「トビコと半熟たまごの冷製ジェノベーゼパスタ」です。ジェノベーゼは甲子園の芝を、温泉タマゴは白球をイメージしているそうですよ。「ボールが良く飛ぶようにトビコを使用」との注意書き。?…ああ、ダジャレですね。おいしいのですが、食べきったときに箱の底に残ったおいしいソースをどうしたものか!ぜひ、フォークではなくてスプーンを付けていただきたい!
ラッキーセブンの風船飛ばし後の…
なんだこれ?なんかトラッキーやってるし…
このあと、鼻にバーンッやってましたけど撮れませんでした。残念!
「必勝祈願!みんなで乾杯キャンペーン!」ってのをやってます。6月22日までだから今週末でおわりですけど。球場内でアルコール商品を買うとスクラッチカードがもらえます。アタリが出ると賞品が!A賞はトレーディングカード型リサイクルワッペンってやつ。写真はB賞のオリジナル虎柄ビアジョッキホルダー。ちなみにコレ、近くのお客さんがもってたのをパシャリ。いいなぁ~ほしいなぁ~。
以上、今日の老虎でした。