ルノワールは若い女性がお好き、お手伝い「ガブリエル」との関係がとても気になる

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京都市美術館で開催中の「ルノワール展」に行ってきました。「女性の美に魅せられた画家」ということですが、たしかに、すべて女性の肖像画でした。ほんとうに、好きなんですね。

美術館へ歩いていく途中で、『坂本龍馬 お龍「結婚式場」跡』なる石碑を発見。

・・・なぜか、フォークが置いてある。なんで?

興味のある人は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

そこから数分歩くと、

見えてきました。

京都市美術館です。ご立派な建物ですね。

ここから先は、もちろん撮影できません。

ルノワールは13歳で磁器のの絵付け職人の見習いになりますが、機械化の影響を受けて職を失い、その後に画家を目指します。人生、わからないものですね。

彼は自然の美しさを描きたいと思うなかで、女性の美しさもまた自然の美しさの範疇としていますが、はっきり言ってほとんど女性しか描いていませんよね。よっぽど女性がお好きなようです。

また、今回、展示されていた絵をみた感想なんですが、どうやらルノワールは若い女性にしか興味がないんじゃないかと感じました。そして気になったのは、お手伝いの「ガブリエル」との関係。

結婚前はよく描いていた奥さんの絵はほとんど描くことがなくなり、ガブリエルの絵ばかり描いています。もちろん、ヌードも。ガブリエルがルノワール家に来たのは、なんとまだ14歳のとき。

息子とガブリエルが一緒の絵も描いており、大きなお世話かも知れないけれど、奥さんの心境がとても気になってしまいますね。ちなみに、ガブリエルは奥さんの従姉妹です。複雑だ。

京都美術館を出ると、少し京都市内をお散歩。
向かったのは、

梨木神社。

見当ては京都三名水と呼ばれる「染井の水」です。現在はモーターで汲み上げているそうです。

その傍らには御神木「愛の木」。葉の形が「ハート形」をしている桂の木なんですね。この木を撫でながら願い事をすると叶うらしいですよ。

そして、まさかのハート形の絵馬。「ご縁がありますように・・・」といった願い事が書かれていました。

境内には、日本人で初めてノーベル賞を受賞した湯川秀樹博士の「歌碑」がありました。
「千年の昔の園も かくやありし 木の下かげに 乱れさく萩」

「上田秋成翁 終焉の地」なる石碑もありました。

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