広島の優勝マジックがついに2となったこの日。広島はDeNAとの対戦で5対4と勝利を収める。もし阪神が負けたら広島の優勝が決定するが、なんとか引き分けに持ち込み優勝を阻止。いや、時間の問題なんだけど…。
今日の先発は阪神の新エースとなった秋山。そしてマスクをかぶるのは今日も坂本。野手は中堅からベテランまでをそろえた遊びのないメンバー。
この際、ファーストの大山にこだわるのもやめて助っ人のロジャース使えばいいと思うけど。まあ来季の契約はしないことが決まってるようなので、おそらく1軍登録はもうない。(キャンベルも。)
今季初の甲子園ビールはアサヒ「琥珀の時間」で。もう秋なので。
750円はちょい高かな。
今日の秋山は少々お疲れも見えたけど気負うところもなく安定していた。
6回まで74球投げて失点ゼロ。はやめに継投に入ったのは、明日が休みでリリーフ陣を酷使きることと、ちょっといい当たりの打球を打たれ始めたこと。しかしこの継投策が裏目に出たのがうらめしい。
巨人の先発はエース菅野。そう簡単には得点できないと思いきや、初回に上本がヒットで出塁すると糸井さんがヒットで続き、ランナー1、3塁に。
その後、チーム最多盗塁数を誇る糸井さんが盗塁を決めて2、3塁とすると大山が2点タイムリーヒットを放つ。
これは菅野攻略かと思ったものの、終わってみれば結局のところこの2点だけだったんだよね。
今日のドメさんはいいとこナシ。そろそろ休ませてあげてほしい。
一方、この人は相変わらずコンスタントに安打数を積み上げていく。
得点にはつながらなかったけど2塁打を放つ。
秋山が早めに降板した後、7回の高橋はゼロに抑えたものの、8回の桑原が失点して1点差に。
そして最終回。ここをゼロで抑えたら勝利というところでドリスがまさかの同点タイムリーを打たれる。
ベンチ前で迎える秋山をチラッと見ると、汗を拭く仕草をして視線を逸らすドリス。
この後、頭を下げて誤るドリス。仕方ないよね。いつもゼロに抑えられるわけではないし、なにせ疲れている。
そして延長戦に突入。
両軍ともになかなか得点できない状況が続く。毎回の得点チャンスをつぶしてしまう阪神打線。
そんななかで俊介がカミネロのすっぽ抜けでやられる。
坂本が四球で出塁(その後、代走植田に)し、梅ちゃんが送りバントで失敗。1アウト1塁の場面。
どうやらバント指示のサインを俊介が見間違えてバスターに切り替えて打ちにいったところで、向かってくる抜け球を避けきれなかったみたいだね。
金本監督のインタビューでは「あそこでサインミスはいたい」と戦犯のように攻撃されていたけど、いやむしろバスターみたいな奇策の方がうまくいった可能性あるよね。もし抜け球じゃなかったら割とサヨナラにつながってたかも。
担架も用意されたけど、なんとか自力でベンチに戻る。肩に当たったみたいだけど、重症ではないみたいでよかったね。
10回、11回、そして12回とすべて2塁までランナーを進めるんだけど、あと1本が出ずに結局は2対2の同点で試合終了。
負けなくてよかったというべきかも知れないけれど…。
広島の優勝は時間の問題。このままいけば2位阪神、そして3位巨人の可能性が高い状況だけど、クライマックスシリーズが不安だね。