昨日、業務スーパーで120円という破格の安さで手に入れた「紫蘇」。こいつをいろいろと有効活用してやりました。
まずは下準備
まずは「葉」の部分だけを茎から切り取ります。すべて集めてみると、200グラムくらいありました。
これを水で洗います。洗ったときの水が赤紫色に染まってちょっと「もったいない!」と思ってしまうのは、貧乏性だからでしょうか。
大さじ1の塩を振りかけて揉みしだき、さらに水で洗います。
水で洗い終わったシソの葉を沸騰させた水1リットルに入れ、5分間煮ます。
煮汁と葉を、ザルを使って分けます。
しっかりと濾し取ります。
ちょっとオレンジ色っぽい煮汁の完成です。
シソジュースを作ろう
それでは、まずは煮汁を使ってシソジュースを作っていきます。
煮汁を鍋に移したら、300グラムの三温糖を入れて溶かし、食酢を200ミリリットル入れます。1、2分煮立たせたら完成。
酢を入れると色が鮮やかな赤色に変わるのです。
この原液を容器に入れて冷蔵庫で保存しておきましょう。
ジュースとして飲むときは2倍に希釈します。かき氷にかける場合は、原液のままでよさそうです。
シソわらび餅を作ろう
保存用の容器に入りきらなかったジュースを使って、シソわらび餅を片栗粉で作ります。
片栗粉40グラムを鍋に入れて、シソジュースの原液100ミリリットル、水100ミリリットルを加えます。
ヘラなどでザックリと混ぜてから熱を加えます。そうしないと、「ダマ」になっちゃいますからね。要注意です。
ヘラで混ぜながら中火で温めます。透明の固まりができ始めたら弱火に落とし、全体が透明になってきたら余熱で混ぜ続けます。
完全に透明になったら鍋から取り出します。このまま水を張った鍋の中に入れるなどして冷やして完成です。
シソワカメを作ろう
煮汁をジュースに使ったあとの残りのシソの葉を使います。よく絞って水分を取り除いておきましょう。
ハサミを使って適当な大きさに刻んでおきます。
大さじ1~2杯分を別のお皿に移したら、大さじ1の乾燥ワカメ、小さじ1/4の塩、小さじ1の醤油、小さじ2の味醂、小さじ1の三温糖を入れます。さらに白ごまと一味とうがらしを適量入れて混ぜ合わせます。
フライパンでゴマ油を熱して、先ほど混ぜ合わせたものを炒めます。
ご飯のお供に最適ですね。
シソ味噌を作ろう
残りのシソの葉をすべて使います。作り方はシソワカメと同じ要領で。
小さじ1のゴマ油、大さじ2の味醂、大さじ1/2の醤油、大さじ1の白味噌、大さじ1の赤味噌、大さじ2の三温糖、適量の白ごまと一味とうがらしを加えて混ぜ、フライパンで炒めます。
ご飯のお供のほか、酒の肴にもよさそうですね。
残った茎の部分はどうするか?
さて、葉を取り除いたあとの茎の部分はどうしましょうか・・・
・・・こうなりました。