最近は「生キャラメル」や「生カステラ」など生○○と名がつく、なめらかな舌触りのスウィーツぅが流行っているようですが、プリンのレシピを某「ク○クパッド」で探しても「なめらかプリン」とか「とろとろプリン」とか、ナンパなレシピばかりが紹介されています。
「昔ながらの固めのプリンはどこ行った!?」
というわけで「男ならハードボイルド」。ここでは超固めのレシピをご紹介することにします。
用意する材料はご覧の通り。(2人分です)
・タマゴ・・・2個
・小麦粉・・・10グラム
・砂糖・・・15グラム
・牛乳・・・100ミリリットル
・バニラエッセンス・・・適量
固めのプリンを作るポイントになるのは、タマゴの「白身」です。もし、歯をも砕くような超絶ウルトラスーパー激カタのプリンが作りたければ、タマゴ10個分の白身を入れるなどしてみてください。
ここでは、標準的な固めのプリンができる2個分のタマゴを使用します。今回は三温糖を使っていますが、もちろんふつうの砂糖でオーケーです。
作り方は簡単。必要な材料を混ぜるだけです。
ただし、小麦粉がダマになるとイライラで体力を消耗するので、まずはじめに少量の(大さじ2杯くらいの)牛乳でこねるようにして溶かします。
小麦粉が溶けたら砂糖を入れて、タマゴを割り入れて混ぜます。
このとき、白身はできる限り「しっかりと」混ぜます例えば箸で切るようにしたり、スプーンの背の部分で容器にこすりつけるようにして混ぜます。この作業を怠ると固めのプリンができません。なぜなら、白身がプリンを固く仕上げてくれるからです。
最後に牛乳を入れてバニラエッセンスを入れたらプリン液の完成。バニラエッセンスの量はお好みで。(ちなみに、自分は10滴ほど入れています)
プリン液は、なるべく細かいザルに通すことで、溶けきれなかった白身などを濾し取ります。
プリン液を容器に入れたら、アルミホイルで蓋をします。
鍋に入れて、容器の3分の1ほどまで水を入れて沸騰させます。沸騰したら弱火で10分間。その後、そのままの状態で10分ほど放置しておきます。
これで完成です。
見た目にもガチガチに固まっているのがはっきりとわかります。「なめらか」「とろとろ」なんてナンパな表現とはほど遠い、ハードでワイルドなオーラが表面からにじみ出ています。
実際に食してみる。
写真からはちょっと分かりづらいかも知れませんが、かなりハードボイルドです。舌触りというか、歯触りがとてもしっかりした食感です。
最近の「なめらか○○にはもうウンザリだ!!」という人にオススメする超ハードなプリンレシピをご紹介いたしました。