bounceを読んだら。372号その2:聴くと走り出したくなるかも知れないUKロックバンド「Catfish And The Bottlemen」

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CATFISH AND THE BOTTLEMEN
11ページ。
CATFISH AND THE BOTTLEMEN。

「・・・時代の顔となり得るロック・アクトが次々と現れ、改めて<ロックは熱いぜ!>と思わせてくれる近頃のUKシーン」

おっ、いまのUKはロックが熱いらしい。

「ブレイク必至と目される新人が登場した。それがウェールズ出身の4人組」

ということで、ウェールズ出身の4人組です。

「90年代のグランジ的な轟音と、2000年代のガレージ・リヴァイヴァル勢が纏った青い煌めきをイイトコ取りし、ドラマティックに盛り上げるギター・サウンドもさることながら、やはりヴァン・マッキャンのパワフルなヴォーカルがキャットフィッシュのキモだろう」

うーん。相変わらず読んでいてよくわからなかったけど、「キモ」はパワフルなヴォーカルらしい。

「最初にギターで弾いたのは、アイルランドのフォーク・ソングだったよ」
「<アイリッシュの心>みたいなものには影響を受けているね」

というヴァン・マッキャン。
アイリッシュ系らしい。

「モダンなサウンドのなかにトラディショナルなフィーリングが見え隠れするのは、<アイリッシュの心>の賜か」

モダンなサウンドの中にトラディショナルなフィーリングがあるそうだ。そんなサウンド。

「・・・ヴァンが図書館で盗んだ詩集に由来する『The Balcony』というタイトルについて、こんなことを語ってくれた」

おい、詩集返そうよ。

「大抵の人は<バルコニー>という言葉に対し、良いイメージを浮かべるだろ?」

え?
ど、どうかな。。。
2時間ドラマとかではよく、突き落とされたりして事件現場になるイメージがあるけど・・・。

「そういうところが好きなんだ。バルコニーに立って街を見渡しながら世界のてっぺんにいるような感じを味わったとか、ガールフレンドとの旅行先での思い出とかさ」

ああ、なるほど、そういうイメージね。
スマヌ、心が汚れていて。

「真夜中に、家の裏にある真っ暗なバルコニーで煙草を吸っていると、歌詞が浮かんでくるんだ。そのバルコニーは広々としていて凄く大きく感じるんだけど、このアルバムもそういうふうにスケールの大きなサウンドにしたかった。」

2時間ドラマで事件現場とか、スケールの小さいイメージしか思い浮かばなくて、なんだか申し訳なくなってしまったよ。

「・・・そんな本作の何が良いって、いまこの瞬間の感情を、いてもたってもいられないほどの焦燥感と共に叩き付けたような激しさが感じられる点」

焦燥感とともに「この瞬間」の感情を叩き付ける激しさ。

「僕はこのアルバムを聴くたび思わず走り出したい衝動に駆られてしまう」

というわけで、思わず走り出したい衝動に駆られてしまうアルバムから聴いてみましょうか。

Catfish And The Bottlemen「Cocoon」。
再生回数69万回。

Can someone explain what’s going on in the video? Sorry but I’m not sure what going on?

なんだか曲よりもPVが気になってしまったんだけど。

・・・彼女が何か認知症のような病気を患って入院していて、そこから連れ出そうとしたら捕まってしまい、その後、自分も入院することになり・・・というストーリー?

ちょっとよくわかりません。

I really, really like the song and the video, but just a question: is it still legal to chain patients to a table like that? Does that still actually happen?

え?そこ?

Not bad for Fifa?

I loved this song before Fifa!

Ashamed to say that FIFA 15 bought me here?

どうも「FIFA」っていうWordがよく出てくると思ったら、どうやら「FIFA」っていうサッカーのTVゲームの2015年版のサウンドトラックに収録されたということです。
なるほどね。

ちなみに、長谷部誠選手と内田篤人選手がアンバサダーに就任しているそうです。
・・・ゲームの話ね。

ということで、PVがちょっと謎なUKロックのバンドでした。
「聴くたびに思わず走り出したい衝動に駆られてしまう」かどうかは・・・ひとそれぞれでしょうかね。

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