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SCOOBIE DO。
通称スクービー。キャリアは20年弱だそうです。意外と年食ってるんですね。左端のひとはレキシの池ちゃんじゃないよ。
ギター担当のマツキタイジロウ(写真右端)がスクービーのリーダーかつソングライターで、バンドのレーベル「CHAMP」の代表者だそうです。え?ってことは、自主制作ですか?これはいわゆるインディーズっていうことですか?
調べてみると、もともとはビクターレコードから出してたんだけど、契約終了後は自分たちで出してるみたいです。2007年以降はすべて。でも年に一度はアルバムをリリースしてるそうな。
「バンドが醸し出すムードが世の中とまったく同じだとイヤだなと思うんですよね。」
というのはボーカルのコヤマシュウ(写真白服)。
「俺らは他とは違うんだぜ」みたいな中二病的な話かと思ったら、ちょっと違うみたい。
「バンドがいるべき場所ってライヴハウスかCDのなかしかなくて、そこだけで成り立っている感じっていいなと思うんですよね」
「時代性や世の中のムードを反映した芸術性などどこ吹く風」
ということらしい。
このヴォーカルの人、ちょっと変わったひとみたいだね。
中学校までは明るい少年だったが、思春期に入り「人生って何だろう」と考えだし、自分の世界に閉じこもるようになる。それからは、マツキと好きな音楽をカセットテープで交換することと、弟と休日にプロレスごっこをする以外は、他人と距離を置いてつきあう少年になる。(ウィキペディア)
そんなコヤマシュウが大学に入るとバンド活動を始める。そのキッカケは・・・
大学入学とともに、「もてたい」という理由で、マツキの「バンドを組もう」という言葉に頷く。(ウィキペディア)
だそうです。
まあ、ありがちといえばありがちか…。
スクービーのアルバムはPEACE MUSICというスタジオでレコーディングされるが、そこのエンジニア中村宗一郎は「出してる音をそのまま録ってミックスするのがいちばんロックンロールとして勢いがある」という考え方の人。
最近はプレイヤーがそれぞれ出したい音を出して、そしてエンジニアがそれをまとめるという感じで、エンジニアの仕事量がものすごく多いという。
なるほどね。最近はエンジニアの人が全部まとめちゃうから、どのバンドの音もだいたい似たような仕上がりになっちゃうんだね。
でもこの「中村さん」の場合は「そのまま」を大事にするのでバンド側が工夫して録音しないといけない。逆に言えばバンド側の意図がそのまま完成の音に表現される。
「『そういう音が出したいんだったら自分たちでそれを作ってくれ』っていうスタジオなんです」
だそうです。
新アルバム「結晶」。
60年代の録音物で聴けるような、人や楽器そのものが鳴っている感じがよく記録されているように聴こえるという。
「ボディーの鳴りまで捉えたようなリッチさ、あるいはデフォルメされていないがゆえのチープさ、その両方のバランスが実に気持ちいい」
「今回、俺のなかでは勇気がテーマなんですよ」
どういうことだろう。
「<いつの時代の音楽だ!?>って言われても、いまは世の中とリンクしてないほうがリアルな気がして」
ここで、「バンドが醸し出すムードが世の中とまったく同じだとイヤだな」という話につながるんだね。
自分たちだけのレーベルで制作し、時代の流れを無視した「そのまま録ってミックスする」エンジニアとの共同作業で作り上げた、「いつの時代の音楽だ」と言われるのを覚悟して出した新アルバム「結晶」。
実際に聴いてみましょうか。
SCOOBIE DO「結晶」
再生回数7千回。
「あ、なるほど」
っていう感じですね。
最近のバンドの音によくある、やたらとガシャガシャした感じはなく、むしろ抑えがちなのが逆に生っぽい音に仕上がってますね。
これが「そのままミックス」ってわけですね。
それがちょっとレトロっぽくも感じて。
個人的には嫌いじゃないです。
では、コメントみてみましょうか。
Nice, some new SCOOBIE DO. I’m likin’ this track 🙂
かっこいい☆
Yes new SCOOBIE DO! Sounds awesome.
GRAN CANCION DE SCOOBIE DOO, !SALUDOS DESDE MEXICO!
何回か聞いてるとじわじわくる物があるな。ドラムとベースの絡みが深い。。個人的にはグレッチがあまり好きではない。
なかなか、みんな好きみたいですね。
どこの言葉かわからないコメントもあるけど。
あと、グレッチって何?
ということで調べてみたら、ギターやドラムのメーカーみたいだね。
「個人的にはグレッチがあまり好きではない」とか、楽器の好き嫌いをここに書かなくても・・・。