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80KIDZ。
「ファーストの『This is My Shit』、セカンドの『WEEK-END WARRIOR』はエレクトロの盛り上がりのなかで、自分たちとしては同じようなテンションで作った・・・」
「その後、打ち込みをバンド・スタイルでやる手法に飽きたということもあるし、エレクトロが細分化していくなかで、サードの『TURBO TOWN』では自分たちのルーツであるロック・サイドを見せる内容に向かったんです」
よくわからないけど、打ち込み系のようだね。ルーツはロックだそうだけど。しかし打ち込みでロックをやるっていうのはピンとこないね。
「オリジナルアルバム『FACE』は、2人が多感な時期を過ごしていた90年代後半から2000年代初頭の音楽シーン、ロックとクラブミュージックが未分化のまま同居していたムードに触発された作品である。
ファーストアルバム『これは私のクソです』から始まり、セカンドアルバムの『週末の戦士』、サードアルバムの『ターボのまち』と続き、そして4作目が『顔』。だんだんタイトルが簡素化してるよね。そして最新作では90年代後半の頃の音楽に戻ったみたい。「バブル」の頃だね。ジュリアナとかの頃の音楽ですかね。
「EDMで盛り上がるのもいいんですけど、若い子にはディープなトラックだったり、綺麗なピアノのワンフレーズや素敵なヴォーカルが乗ったBPM120くらいの気持ち良いグルーヴで踊る楽しみも知って欲しいんですよね」
「携帯プレイヤーに入れて、通勤通学の時間に聴けるような作品であってほしかったので、アレンジされたポップスとしての聴きやすさにこだわりましたね」
なんかわからないけど、普通に聴けそうな感じが期待できますね。
「そういうシチュエーションでテンションをガンガン上げたい人もいるとは思うんですけど・・・」
え?通勤通学中にですか?
ちょっと端から見てるとヤバいひとみたいになっちゃうけど(笑)
「このアルバムのように、さらっと歌が始まって、気持ち良く学校や仕事に行けるような、そんな作品があってもいいんじゃないですかね?」
なんかわからないけど、ちょっと好感もてるコメントしてるよね。
とても『これは私のクソです』っていうタイトルのアルバム出したひととは思えないね。
では気分良く学校や仕事に行ける音楽を聴いてみましょう。
80KIDZ「I Got a Feeling(feat. Benjamin Diamond)』。
再生回数1万1千回。
あ、打ち込み系かと思ったら、ドラムもギターもあるんだね。
確かに通勤通学で気分よく聴けそうな感じだね。
これ聴きながら通勤してたらたとえ満員電車で「すし詰め」状態だったとしても、ちょっと自分がイけてる感じに思えちゃいそうだね。
それにしても、このレーザー光線をバシバシやっちゃってる感じといい、シンセサイザーいっぱい並べてる感じといい、どこかで見たような光景・・・
こ、コレはTMネットワークのスタイルじゃないか!?
(TMはもっとシンセが要塞化してたけど。)
90年代後半どころかこれは80年代後半のスタイルじゃないのか!