2017/6/14阪急阪神HDの株主総会に行ってみた:まさかの車両塗装にもの申す阪神ファン株主様が登場

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阪急阪神ホールディングスの第179回株主総会に行ってきました。例年、9割以上は電鉄関連の質疑になるのですが、わずかながら球団関係のご意見や質問が株主様から出てきます。

今季の阪神は昨年の若手育成が功を奏したのか、昨年の覇者である広島カープとガッチリ首位争いをしており、交流戦においても失速することなく、チームの調子を維持しています。

そのせいか、今年の株主総会ではあまり球団批判めいた意見は出されませんでした。そのなかで、すこしだけ球団に関係する話もありましたのでまとめてみます。

鉄道がらみの話では、阪神電車の塗装についてのご意見が株主様から出されました。8000系と9300系の車両の塗装が株主様いわく「名前も言いたくない」という某球団の色(オレンジだね)だということです。何とかならんのか(イエローにする?)というご意見ですが、車両をリニューアルしたときに社内で検討して選定した色なので、次回リニューアルするときに検討することはあるが、現状のまま変更する予定はないとのことです。まあ当たり前ですね。

ほかに、阪神の選手をプリントした磁気カードを販売したら売上げが上がるかも知れないとのご意見もありましたが、残念ながらこれまでプリペイドカードとして販売されていた阪神の「らくやんカード」、阪急の「ラガールカード」は今年3月で販売終了してしまいました。ICカードの普及で役割を終えたということですね。ちなみに、らくやんやラガールを含め、「スルッとKANSAI」対応カードはすべて販売終了のようですね。

総会の最後のほうでユニフォーム着用の株主様が登場。いつものひとかな?12年連続で優勝していないのはいかがなものか的な話をしていました。12年連続で優勝できない確率は11パーセントしかないゾうんぬん・・・。まあ、強いタイガースを造って欲しいという話です。

また、球団フロントを変革すべきといった話もありました。阪神だけではなく阪急出身のひともフロント人事に取り入れていくべきといったご意見もありましたが、これについて角社長は、球団経営に外部のひとがいきなり入っていくと混乱する面があるとのこと。球団経営はなかなか難しいようです。ただし、今後の人事については阪急阪神のグループ全体の人事の改革が行われます。というのも、今後は総合職の採用はホールディングスで行って各子会社を回る人事異動が行われていくので、さまざまな現場を経験した人材が育っていくので、球団フロントも変化していくようです。

今年の球団関連の話はそんなところ。


今年の総会のお土産。
これまでの磁気カードは販売終了となってしまいました。しかし新たに「レールウェイカード」という磁気カードが生まれたようです。

アレッ?なんだ、あるじゃないの。
まあ、これも1年くらいで終了して磁気カードの改札機もなくなるんだろうな。

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