日ごとに順位が入れ替わり、混沌とするセ・リーグ。
ちょっと気を抜くと一気に順位を落とす可能性もある状況なだけに、緊張感のある試合が続く。
最下位の中日との対戦だけど、まったく気を抜けない。
1、2番が機能していないとか、固定したほうがいいとか、外から好き放題いわれている阪神オーダーですが、和田監督はとりあえず上本、大和で固定する覚悟を決めた様子。
3、4、5番もさまざまな事情を考慮してこの3人で落ち着く。脇腹や背中が痛い鳥谷は6番に。意外にもココで打つようになってから調子を上げている様子。
おっと、ファームから1軍に上がってきた森越がさっそくスタメン。
それでは、35歳オーバーの阪神選手「老虎」を中心に振り返ります。
6月の月間MVPはドメさん。
気がつけばホームラン12本打って3位に浮上。
打点もゴメスに次いで5位に入り込む。
7月3日にDeNA戦で記念すべき10000試合を達成した阪神タイガース。
試合結果は・・・。
鳥ちゃんがホームラン打ってましたよー。
天気予報は「雨」。
とりあえず降ってはいないけど不穏な感じ。
景気付けに金本兄貴のハラミ丼をたべてみる。
実は金本兄貴の「6」番は連続フルイニング出場記録などの功績から「永久欠番」にすることが一度は検討されました。ところが「6」はあの方が背負っていた番号でもあるということで、見送られたそうです。一応、「準永久欠番」ということになっているようです。
「あの方」とは誰のことか、みなさんわかりますよね。
さて、今日の先発はなかなか勝ち星に恵まれない能見さん。
リーグワーストとなる8敗中。前の試合もまさかの5失点で4回途中に降板している。
初回、2者を抑えるも平田に2塁打を打たれた直後、ルナにはレストスタンドに運ばれ2点を失う。
俊介がけなげに声をかけるが、能見さんの表情は固い。
「能見さん頑張って!」
ファンからの声援は届くのか。
2回は三者凡退に抑えるが、3回には遠藤に死球を与える。
しかし、その遠藤が盗塁を試みると・・・
「アウト!」
藤井が見事な送球で刺しました。
しかし、
能見さんの表情はやはり固い。
まあ、いつもなんですけどね。
なんとなくチームのみんな、気を遣ってる感じだよね。
さて、3回裏の攻撃。
最初の打者の藤井は7球粘ったすえに四球を選ぶ。
セオリー通り、能見さんが送りバント。
すると・・・
おっと、藤井が2塁でフォースアウト。
あ、足が・・遅い!
その後、上本も粘って四球を選ぶが、
大和のサードライナー。能見さんが飛び出しててダブルプレー。
ちょっと「嫌な流れ」ができてしまってる。
そうこうしているうちに、雨脚が強くなってくる。
ますますイヤな感じ。
けっこう強い雨で、みなさん雨具を引っ張り出す。
5回表、2アウトから1、2塁とされるピンチを乗り切るが、
能見さんの表情はますます固いよね。
どうしたんだろう・・・。
その裏の攻撃。
2アウトから藤井がセンター前へヒットを放つ。
すると・・・
なんとバットマン能見がライトへの二塁打を打った!
藤井がホームを目指し・・・
・・・てませんでした。
だよね。
それにしても、ひどい雨。
能見さんの肩が心配。
ぜったい、冷えるよね。
そして、上本がど真ん中のツーシームを強打!
しかし、これがセカンドライナーとなり3アウトチェンジ。
当たりはいいんだけど、打球の場所がね。この試合、こんな打球ばかり。
さて6回表。
案の定、能見さんが乱れる。
ここまで完璧とはいえないけど、なんとか粘りの投球をみせていたが、とうとう連打を浴びてノックアウト。
3失点して0対5となる。
マウンドを降りる能見さん。
藤井が能見さんのことをすごく気にしてる様子が印象的でした。
交代したアンちゃんがキッチリ抑えるが、あれま迎える人はナシ。
なんか、チームの雰囲気がばらばらな感じ。
このひとも今日は4打数0安打(併殺打含む)。
なんか、みんな元気ないよね。
9回は筒井がしっかり投げるんだけど、なんかムード悪いよね。
高城コーチが声をかけるんだけど・・・
おっと、まさかの無視。
大丈夫か?
6回5失点で降板してしまった能見さんも気になるところだけど、
7安打もあるのに得点はマートンのホームランだけ。
いくら雨が降ったからといって、虎の打棒は湿りすぎ。
今日の老虎でした。