最近はスーパーでも地方の弁当特集とかで、型に入った押し寿司を手に入れることができます。
そうすると、なんとなく食べたあとの寿司型を捨ててしまうのがもったいなく感じてしまいます。「これ、再利用できるんじゃないの?」
ということで、実際に試してみました。
今回購入したのは越中富山名産「ますのすし」。この押し寿司型を使って、われわれは「カニかま」で押し寿司にトライ。
押し寿司をつくるのにちょうどよい米の量がいまいちよくわからなかったけど、とりあえず2合分を炊いてみました。
砂糖を大さじ1と1/2、食酢を大さじ1と1/2、そして食塩を小さじ1/2。これらを炊きあがった米にザックリを混ぜ合わせて少し冷まします。酢飯としては少し薄味にしてあります。
これを型にぎっしりと詰めていきます。
型にラップを敷いてから、その上に米を入れています。これなら型を汚さずにすむので、何度でも繰り返し使えますね。
2合分の米は、最初はちょっと多いかと思ったのですが、入れていくと案外ちょうどよいくらいですね。
米を平らにならしたら、大量のワサビを塗りたくります。心配になるくらいの量ですが、これくらいでも大丈夫でした。
ワサビを塗ったうえからマヨネーズと黒コショウをさらに乗せていきます。これをスプーンで平らにならしたら、いよいよカニかまを並べていきます。
レンガのように順番に乗せました。24個のカニかまを並べて、端のところは余った部分を切ってしまいます。
カニかまの上に再びラップを敷いてから、蓋をして完成。この状態で数時間放置。食べるのが楽しみマックスになります。
蓋は付属の竹を使ってゴムで力を加えています。ゴムが劣化してしまうまでは何度でも再利用が可能ですね。
じっくりと待ったらいよいよ蓋を開けて食事タイム。型からはずしてラップも取り除いた状態です。
この状態になったら、米もしっかり押し固められているので包丁で切り分けることもできます。2合分もの米がこんなに平らに。
お皿に切り分けたところ。キレイに切り分けることができました。このままがっついてもよし、カニかま1個分ごとに小さく切り分けて食べるもよし。
味もなかなか。大量のワサビでしたが、マヨネーズの味と合わさると、あれくらいがちょうどよかったです。そして、黒コショウがピリッと効いていてこれまた絶妙でした。
とても食べやすくて2人で一気に食べきってしまいましたが、意外と腹がふくれます。まあ2合分の酢飯ですからね。押し寿司、おそるべしです。
今度は本当に「ます」とかいろいろと試してみたくなりました。