bounceを読んだら。371号その8:テクノ経由の超野太いロックンロール「Black Strobe」

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BLACK STROBE
27ページ。
BLACK STROBE。

「ブラックストロボはアルノー・レボティーニを中心とするユニット、いや、バンドに変貌したのだ。」

アルノー・レボティーニっていうのが写真のひとだね。
か、髪型が三浦の番長みたい…

「今回のアルバムは、<ゴシック・テクノ>とか<ロックっぽい>という次元を越え、完全なるロックンロール盤に」

あ、やっぱりロックンロールなんだな。
でもちょっとテクノ系なのかな。

「・・・電子音に、リズムマシーンのチキチキしたビート、ワイルドなギター、アルノーのズル剥けな歌が絡みつく・・・」

ズル剥けな歌ってのがよくわからないけど(笑)、電子音とギターでロックンロールやってるんだね。

「俺にとってテクノは最後の大きな音楽革命だと思っていて、俺はそれらの音楽を愛しているし、それらは絶大な力を持っていると信じている」

テクノが好きなんだねえ。

「オーディエンスが積極性のない<群れ>のように見えることを除いてはね」

おっと。
テクノは音楽として好きだけど、テクノファンは「積極性の群れ」らしい。つまりあんまし好きじゃないと。もっとガンガン盛り上がってくれってことかな。それで、テクノでロックンロールをやる!ってことになるわけね。

「つまるところ、『Godforsaken Roads』(ニューアルバム)で描かれたテクノ経由の特濃ドス黒ロックンロールは、懐かしくも刺激的でとてつもなくヤバイのです!」

「テクノ経由の特濃ドス黒ロックンロール」だって。
なかなかうまいこというよね。

それではテクノ・ロックンロールを実際に聴いてみましょう。

Black Strobe「For Those Who Came To Earth」。
再生回数1万4千回。

おいおい、どこがテクノなんだよ!
めちゃめちゃ野太いし。
なんかイタリア・マフィアが出てきそう。

まあ、シンセを使ってるんでテクノといえばテクノなのかも知れないけど、イメージ違うなあ。

テクノのオーディエンスを「積極性のない群れ」っていってるけど、コレ聴いてどうしろっていうんだろうか・・・

コメントを見てみます。

i can see this being popular for all the wrong reasons?

どういう意味だろうか・・・

Great great modern blue !

気に入ったらしい。

This song is magnetic. Frankly speaking, I didn’t get it first. But then some desire made me come back here. Only now I’ve noticed that’s Black Strobe that I’ve known for their ‘I’m a man’.

じんわり染みてくるのかなあ。

うーん。テクノというか・・・マフィアが登場しそうな、やたらと男臭いテクノ・ロックンロールでした。

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